私が、この活動を始めたのは、今年の3月末のキャンプに参加したのがきっかけです。

 

私は子どもが好きで、石巻と長野の子どもの交流キャンプのリーダーをしました。

このキャンプは東日本大震災が起こって一年後から、毎年2回ずつ開催されています。

みんなでスキーをしたりして、楽しい時間を過ごしました。

 

 

実は、キャンプに参加している子どもの中には、

お父さんやお母さんを亡くした子もいることを聞きました。

キャンプが終わり、石巻の子どもの一人とSNSの"LINE"をしていました。

 

キャンプに参加していた子のほとんどはまだ仮設住宅に住んでいること、

石巻の様子などを話してくれました。

写真も送ってくれましたが、その背景には何もなく、

聞くと震災前は建物が沢山立っていたそうです。

 

他に、作文を書き入賞したことを話してくれました。

震災が起き、ボランティアの方が沢山助けてくれて本当に感謝していること

でも、これからは自分たちで石巻を活性化していかなくてはと思っている

という内容を書いたそうです。

 

その時、まだわからないけれど、

石巻活性化に向けて何か自分もやりたい、と思いました。

そして、ゴールデンウィークを利用して、1人で石巻に行きました。

　

色々な場所を回り、沢山の人と話をしました。

震災から3年経ち、瓦礫はほとんど集められ復興してきていますが

地盤沈下の影響でまだ何も建てられてない場所も多くありました。

 

そんな中、新たに石巻の地で根を張り

奮闘している方々に、お会いしました。

その方々の話を聞いて、私はとてもエネルギーをもらい、刺激されました。

 

そこから、最初の企画であるトークショーが発案されました。

 

 

私は、この刺激をより多くの東京の人にも伝え、

新たな一歩動くきっかけとなれば嬉しいです。

また、東京の人が石巻に興味をもち、少しでも石巻活性化に

つながれば…という思いで、本プロジェクトの取り組みをしています。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　石巻×東京プロジェクト　リーダー　津田愛理紗